100%上質の馬の尾毛260本を使用して製作しています。弓の長さはプロ仕様の82cmに合わせています。二胡歴40数年の私の考案で、弓のアールの部分は雑音が出ないよう工夫した別注品です。
上質な竹を使用し、竹の節は胴に当たっても演奏の邪魔にならないよう延圧処理を施しています。弓の弾性が良く、快弓・慢弓の演奏がしやすいのが特長です。また、弓の手元には滑り止めとしてゴムでカバーしてあるので、違和感なく持ち易いようになっています。
毛の根元部分はテグスでしっかり固定していますので、伸びて壊れることがありません。また、テグス部分はカバーをしていますので、指の痛みを和らげてくれます。弓の張り具合は弓元のネジで調整可能です。重量とバランスに優れた大変弾きやすい弓です。
商品コード | NBYM10 |
---|---|
商品名 | 名師堂高級二胡弓82cm |
よみがな | こうきゅうにこゆみ 82せんち |
※木地の模様は、個々に違いがあります
曽朴が教える 弓の持ち方 ムービー
曽朴のコメント
弓の重要性
奏者にとって、弓は二胡同様とても大切なものです。
弓は持つ手の感覚を通して、音楽の様々な表現を作り出す根源となる道具です。
自分に合った良い弓に出会うと、腕に負担が掛らず美しい音が出せ、思い通りの表現で演奏出来ます。
自分に合った弓の条件とは?
弓の長さ、重さ、弾性、竹の湾曲の形、竹の品質、手元の握り部分の作りなど、全て自分に合っているのが最高の弓です。
例えば、身長が低い方が、長い弓を持つと、重く、長すぎて、弓の良さを充分に発揮する事が出来ません。
また、長身の方が短い弓を持つと、軽すぎるため、音も軽い音になり、曲の表現が思い通りに出来ません。
一般に長い弓が良いと思われがちですが、長さではなく、弓と自分とのバランスこそが重要ポイントで、自分に合った弓との出会いこそが大切なのです。
新しい弓は、松脂がほとんど付いていないので、いくら弾こうとしても弓が滑ってしまい音が出ません。
松脂をつけることが特に大切なのです。十分な摩擦が得られるまで丁寧に松脂を塗る必要があります。