日本の二胡教育に足りないもの ― 二胡講師・曽朴が感じてきたレッスンの課題 ―

近年、日本でも二胡を学ぶ人が増え、
二胡教室やレッスンが各地で行われるようになりました。

二胡の美しい音色に魅力を感じ、
大人になってから楽器を始める方も多くいます。

しかし、長年二胡を教えてきた中で、
私は日本の二胡教育にいくつかの課題を感じてきました。

この記事では、
二胡講師として感じてきた日本の二胡教育の問題点についてお話しします。

① 基礎教育が体系化されていない

日本の多くの二胡レッスンでは、
初心者教育の体系が十分に整っていない場合があります。

例えば、

・教える講師の多くが演奏家である
・指導のノウハウが体系化されていない
・統一された教材がない
・レッスンの進め方や順序が決まっていない
・講師によって使用する教材が異なる
・曲中心のレッスンになりやすい

といったケースです。

二胡は

・フレットがない
・弓が弦の間に通っている

という特殊な構造を持つ楽器です。

そのため、

・二胡の構え方
・運弓の方法
・音程の取り方

といった基礎を段階的に学ばなければ、
音程や音色が安定しにくい楽器でもあります。

しかし、こうした基礎を体系的に学べる環境がまだ十分ではないことが、
日本の二胡教育の大きな課題の一つだと感じています。

② 曲を弾くことがレッスンの中心になってしまう

もう一つよく見られるのが、
「曲を弾くこと」がレッスンの中心になってしまうことです。

もちろん曲を演奏することは、
音楽を楽しむうえでとても大切です。

しかし、基礎が整わないまま曲の練習を続けると、

・音程が不安定になる
・音色が整わない
・難しい曲になると弾けなくなる
・長く習っていても上達を感じにくい

といった問題が起こることがあります。

実際に体験レッスンに来られた方の中には、

「数年間習っていたのに音がきれいに出せない」
「音程が安定しない」
「基本的な運弓が身についていない」

という方も少なくありません。

これは本人の努力不足ではなく、
基礎教育の順序が整っていないことが原因である場合も多いのです。

③ 初心者のつまずきが見過ごされやすい

二胡初心者が最初に悩むポイントは、

・音がきれいに出ない
・音程が正確に取れない
・運弓がうまく使えない

といった基礎的な部分です。

この段階で適切な指導を受けていないと、

・癖がついてしまう
・自信を失う
・練習が楽しくなくなる

といったことも起こります。

本来、初心者の時期こそ
最も丁寧な指導が必要な段階です。

④ 大人初心者の心理が理解されていない

日本で二胡を始める方の多くは、
50代・60代・70代の大人初心者です。

大人の学習には、

・不安
・緊張
・失敗への恐れ

といった心理があります。

そのため初心者にとって大切なのは、
「できないこと」を指摘されることではなく、
安心して学べる環境です。

しかし、大人初心者の心理を十分に理解した
教育方法はまだ多くないように感じています。

SOBOKU二胡スクールが基礎教育を大切にする理由

こうした経験から私は、

初心者のための体系的な二胡教育が必要だ

と強く感じるようになりました。

SOBOKU二胡スクールでは、
1. 演奏姿勢・座り方
2. 二胡の構え方
3. 弓の持ち方
4. 運弓の方法
5. 弦の押さえ方
6. 音程の取り方

という順序で、
基礎を段階的に学ぶカリキュラムを作っています。

基礎を丁寧に積み重ねることで、

・音程が安定する
・音色が整う
・曲が弾きやすくなる

といった自然な上達が生まれます。

二胡は正しい基礎で大きく変わる

二胡は難しい楽器と思われがちですが、
正しい順序で学べば誰でも上達できる楽器です。

基礎が整うと、

音が変わり、
演奏が楽しくなり、
音楽の世界が広がります。

二胡を始めたい方へ

もし

・二胡を始めてみたい
・基礎からしっかり学びたい
・正しい音を出せるようになりたい

そう思う方は、
まずは体験レッスンに参加してみてください。

体験レッスンでは

・二胡の構え方
・弓の動かし方
・基本の音の出し方

を初心者向けに分かりやすく体験していただけます。

二胡の美しい音色を、ぜひ体験してみてください。

→ 体験レッスンの詳細はこちら