松脂の上手な使い方

弓の幅の跡が出来ないように、円形の面を均等に廻しながら、弓につけましょう。
松脂

弓の幅の跡が深くなって使用し続けると弓の毛が切れやすくなり、松脂全部を使いきることが出来なくなります。
松脂

松脂のつけ方
二胡を広い台に内弦が上になるように寝かせ、弓は弓先まで引き出します。左手の人指し指と中指を毛と竹の間に入れ、竹から毛を離し、右手で松脂を持って根元から弓先に向けて擦りつけていきます。次に毛の裏も同様に、弓先に向かって松脂を擦りつけます。この時、毛と竹の間に松脂を入れ、下から塗りつけます。松脂を落とさないように、しっかり持つことをこころがけてください。