自分に合った弓を選びましょう

弓の重要性
奏者にとって、弓は二胡同様とても大切なものです。弓は持つ手の感覚を通して、音楽の様々な表現を作り出す根源となる道具です。
自分に合った良い弓に出会うと、腕に負担をかける事なく、気持ち良く思った通りの音が出せ、表現したい通りの演奏が出来ます。

自分に合った弓の条件とは?

弓の長さ、重さ、弾性、竹の湾曲の形、竹の品質、手元の握り部分の作りなどが全て会うと、バッチリです。

例えば、身長が低い方は、長い高級弓を持つと、重く、長すぎて、弓の良さを充分に発揮する事さえ出来ません。
また、長身の方が短い弓を持つと、軽すぎるため、音も軽い音になり、曲の表現が思い通りに出せません。
多くの人は、長い弓が良いと思っているようですが、長さではなく、弓のバランスと、自分に合った弓こそが大切なのです。

参考
弓の長さの特徴:プロ用の標準サイズは82cm、快弓、慢弓など全て対応できる理想的な長さです。
82cm以上になると、普通のケースには入れません、弓が長すぎで、弾性が弱く、リズムのゆっくりな曲に向きます
90cmになると、二胡暦がかなり長く、加えて身長の高い方しか使いこなせません。