二胡はその独特の音色と深い表現力で、多くの人々を惹きつけ愛されてきた、中国の民族楽器ですが、時には「うるさい」と感じられることがあります。
その理由について、私の二胡の経験をもとにお応え致します。
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1. 二胡の品質が悪い
音色の美しさは器具の品質により大きな影響を与えます。
高品質の二胡は、高音部に至るまで、ノイズがハウリング少なく、聴く人を魅了する美しい音色を奏でます。
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しかし、質の低い粗悪な二胡は、多くのノイズやハウリングが入り、結果的に「うるさい」と感じることがあります。
良い楽器を選ぶことは、まず始めに考慮すべきポイントとなります。
2. 弾き方の問題
弦楽器である二胡は、演奏者の技術が音色に直接反映します。
馬の尾毛で作られた弓は、弦との摩擦によって音を生じますが、その力や速度のコントロールの加減が不十分な場合に、雑音やハウリングが多くなります。
このような演奏では、聴く側も「うるさい」と感じてしまうことがあります。
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3. 音量の問題
また、居住空間によっても音の感じ方が変わってきます。
特に練習初期段階では、良い音が出せず、「ギィ〜」や「ガァ〜」などのノイズを思い切った音量で弾いてしまうことで、周囲がうるさいと感じることもあります。
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この場合、弱音器を使用したり、またカラオケボックスで思い切り演奏することや、さらには公園などでびのびと演奏することをおすすめします。
初心者の方へアドバイス
初心者の方には、名師堂の高品質の二胡や、初心者向けの入門セットを強くお勧め致します。
また、教室選びも非常に重要となり、しっかりとした基礎を正しく教えてくれる教室を選ぶことが、良い音色を出すための第一歩と言えます。
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SOBOKU二胡スクールでは、基礎をしっかり学べる環境が充分に整っており、段階的なカリキュラムがありますので、安心してレッスンを受けることができます。
是非、皆さまのお越しをお待ちしています。
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二胡の音色は、扱い方次第でその美しさを引き立てることができる楽器です。
適切な 二胡選びと基礎がしっかりしている教室を選択した上で、素晴らしい二胡ライフをお楽しみください。