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1.千斤のつけかえ
音程に大きく影響する千斤の位置
自分に合った千斤の位置の決め方
左手の肘を二胡の胴の上に置き、棹に手を沿わせ指を真っ直ぐに伸ばし、中指の付け根から小指の付け根の範囲が千斤をつける位置になります。
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千斤の位置決めについて、いろいろ言われてますが二胡の千斤の位置はとても重要です。直接音程と音色につながっています。
私はいつも演奏する本人の左手の長さで決めますが、千斤を高く設置したほうがよいと言う先生がいます。千斤を高く設置すると駒と千斤の距離が長くなり弦の振動が大きく音が奇麗に出ると思っている先生もいます。
ただ現在日本で二胡を習っている方たちは女性が多いので千斤を高く設置すると指が届かず、音程が正しくとれない場合が多いようです。音楽なのですから、やはり音程が一番大切だと思います。いくら二胡の音色がよくても音程がずれたら音楽とは言えません。プロの演奏家に対して言うのならば駒と千斤の距離が遠くても良いかも知れませんが、大人からスタートされた、特に小柄な女性の場合は、あてはまらないので鵜呑みにしないでください。
千斤の位置はご本人が、自分の左手の長さでに合わせて、千斤の位置を決めると間違いがありません。名師堂の二胡を購入された時は、是非ご自分の左手のひじから中指の付け根までの長さを教えてください。私がちゃんと調整いたします。ご安心ください。
千斤のつけかえ
二胡の音程が不安定で、ノイズが多くて困っている方、私のお薦めする固定千斤を使ってみてください。
まず二胡の弦をはずして、千斤を変えましょう。



硬質プラスチックと牛角の角材質は、弦を棹に引き寄せる力が充分あり、長年使い続けても切れる事がなく変形せず、テグスで留めるので棹を傷つける事もありません。
テグスで結びつける方法が少し難しいのですが、いったん装着すると、棹と千斤はしっかりと固定され、演奏中にずれて、音程が不安定になることがありません。また、美しい音色を出すために、金属の弦と硬質千斤が直接触れないようにゴムを噛ませます。ノイズのない澄んだ音がよく響きます。ゴムは年に一度新しいものに入れ換えることが必要です。ゴムは虫ゴムと言います。ホームーセンターや自転車修理をする店などで購入できます。
千斤の結び方
| 1 | テグスで棹と千斤を固定します。 |
| 2 | セットにしているテグスを千斤の穴に通し、棹の後ろで一回しっかり結びます。 |
| 3 | 再び両端のテグスを千斤の穴に通し、後ろで交差します。 |
| 4 | 再び両端を千斤の穴に通し、後ろで固く結び、ゆわえます。 |
| 5 | 結び残したテグスを左右に振り分け、千斤の隙間に通し、後ろまで引っ張ってきます。 |
| 6 | 三本重なったテグスにぐるぐると上から下へ巻きつけます。 |
| 7 | もう一方も同様にして、両端がなくなるまで廻します。 |
| 8 | 最後にテグスを残さないようにぎりぎりのところを、ハサミで切ります。 |
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| 10 | 千斤に弦が直接触らないように、千斤の弦の部分にゴムを噛ませます。 |




テグスで棹と千斤を固定します。
結び残したテグスを左右に振り分け、千斤の隙間に通し、後ろまで引っ張ってきます。
三本重なったテグスにぐるぐると上から下へ巻きつけます。
もう一方も同様にして、両端がなくなるまで廻します。
最後にテグスを残さないようにぎりぎりのところを、ハサミで切ります。
弦を千斤に通します。
千斤に弦が直接触らないように、千斤の弦の部分にゴムを噛ませます。