はじめまして  名師堂東京店の古森と申します。

どうぞよろしくお付き合いください。

はじめまして

こんにちは、名師堂東京店の古森と申します。

リニューアルオープンしました二胡ステーションを担当することとなりましたので、皆さんどうぞよろしくお付き合いください。

わたくし、大阪生まれの大阪育ち、趣味で始めた二胡ですが、ご縁あって昨年9月から名師堂東京店にて二胡の販売に携わらせていただいております。

大阪で育ちはしましたが、わたくしのしゃべくりは全くダメでありまして、サービストークができませんし、二胡もまあまあ弾けるかなぁ程度の技量でしかありません。強いて性分が二胡の販売員に向いているとすれば、お店を訪れになられたお客様と二胡に関するお話ができることが楽しいなぁということでしょうか。

と、言うことで、お店で体験したことや我が曽朴老師のこと、中国(大連)留学のことなどなど、わたくしが知り得たことを、今後、二胡ステーションでご紹介してまいりたいと思います。

ところで、わたくし自慢ではありませんが、二胡を6把(本)所有しております。

通信販売で購入した紫檀と紅木の2把、琴軸が金属製と木製の黒檀各1把と、名師堂オリジナルの紫檀二胡1把と老紅木低音二胡の1把の合計で6把です。

わたくし、二胡コレクターでもショッピング依存症でもありませんから、差し詰め大阪人の会話であれば「そんな、おんなじもんばっかり買うて、あんたあほちゃう?」というところでしょうか。

まぁ、一人で一度に2把も3把も二胡を弾く器用なことはできませんから。

わたくしの所有する二胡には、全て琴胴に製作者名が刻まれておりますし、「中国音楽家協会二胡学会推薦」なる二胡もございまして、お土産物ではないれっきとした楽器を購入したつもりです。

二胡が購入できるショップをネットで丹念に検索しながら、二胡の素材や製造地で異なる二胡の特徴などそれなりの知識を仕入れてはこれと思う楽器を購入したつもりですし、二胡の手ほどきは独学で始めましたので、通信教育やら殆どの二胡教本やCD・DVDを買い漁りました。

その結果を総括しますと、二胡の音出しに肝心な上体をリラックスさせること(よく肩コリでエアーサロンパスのお世話になりました。)や、運弓(ボーイング)での肩、ひじ、右手首の使い方、外弦と内弦の微妙な指使いの違いが理解できるまで迷路にはまり(内弦を弾くときに弓の軸で外弦も鳴らすというハーモニックス?)、弓を買い替えては思考錯誤しながら、ようやくG調第1ポジションの楽曲が弾けるまでに一年半ほどの時間を費やしました(それでも曽朴老師に入門する際には二胡の音が出せていないとダメ出しされて、一から「Basic of 二胡」つまりは、右腕の運弓からやり直しです。)。

で、肝心な二胡はと言えば、購入の都度、千斤・駒・フェルトを取っかえ引っかえ、あるいは琴皮をマッサージして自分なりに改良を加えてもしっくりしない二胡、つまりは外弦と内弦の開放弦の音が微妙に異なるバランスの悪い紅木二胡、運弓が難しくて音色が軽薄な紫檀と、高音部分が金属的で耳障りな黒檀を購入してしまいましたというところです。

今、とても残念で悔しく思っていることは、もっと早く名師堂(当時は神戸店のみでした)を探し当てて、曽朴老師に出会いたかったという思いです。

であれば、二胡購入の失敗を繰り返すこともなく、今ではもう入手することが叶わない王瑞泉さんの二胡を購入することができたかもしれませんし、曽朴老師の指導と弾きやすいやさしい二胡で、比較的短期間のうちに二胡技術の腕をあげていたかも?という、ある種の自責の念が今でも湧いてきます。

二胡のフィッティング

二胡のご購入で名師堂にご来店くださるお客様には、わたくしのような度重なる失敗を経験されないよう、ご購入予算を考慮することもさることながら、ご購入される方と二胡の双方の個性が合っているもの、相性のよいものをご購入いただけるよう心掛けております。

すでに二胡をお持ちで演奏経験のある方はご自身で試奏していただいて、数ある中からお好みのお音色を出してくれる二胡をお選びいただくのは当然ですが、特に、二胡を初めて購入される入門者の方であれば、先ず、その方にとって弾きやすくやさしい二胡であるかどうかを見極めるように努めております。

(例え音色がよくても、相性の合っていない難しい二胡は、入門者の方にとって演奏技術を習得する上での妨げとなる場合があり得ると考えております。)

もちろん、名師堂オリジナル二胡は全て、曽朴老師がひとつひとつ丹念に調整し、専門店として確かな楽器を揃えております。

次回は、お客様が二胡をご購入される際に、わたくしが心掛けていること⇒「弾きやすくやさしい二胡」のお話をしたいと思います。

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