中国は本場なのに、なぜ、良い二胡を買えないのでしょうか?

二胡の本場はもちろん中国ですが、中国で二胡を求めて来た人たちからのクレームをよく聞きます。
デパートや楽器店で求められるのですが、それらの二胡はほとんど大量生産のお土産用に作られた二胡です。
職人が作る手作り二胡は工房で作られており、簡単には手に入りません。ほとんどオーダーで作られています。
どうしても入手したい場合は、プロ演奏家や二胡の先生に頼んで購入するのがベストです。
しかし、その場合CITESの書類の取得が必要であり、申請手続きなど難しく、すべてクリアーしなければならないので、相当なエネルギーが必要です。

二胡弱音器について曽朴の一言

実は中国では二胡の弱音器はありません。音を小さくする時は、鉛筆やクリップなどを使用しています。しかし、日本では戸外や公園での練習は、人目が気になってしにくいものです。そこで環境によって弱音器を求める方が多くいらっしゃることは、名師堂の主人としては嬉しいのですが、プロ奏者、二胡教師の自分としては、二胡の愛好家たちに、どうしても一言言わなければなりません。「弱音器は、出来るだけ使用しないほうが良いと思います。」
弱音器をつけたままでは、真の音を聴くことが出来ないため、自分の耳で、音色を聞き分け、いい音を出す感覚が養なわれません。また常に弱音器を装着していると、蛇皮に伝わる振動も少なく、弾き込んでいくうちに二胡が部品となじみ、変化して美しい音色が出せるようにもならないのです。
御近所に迷惑になる時間帯、場所でのみの使用にしてください。そうは言っても無理な場合は、どこで練習するのがいいのでしょうか?
実は、とてもいい場所があります。ズバリ、カラオケボックスです!お試し下さい。

二胡頭部と糸巻きの白い部分の素材は何でしょう?

二胡の頭部と糸巻きの白い部分は、沢山の方々は象牙、プラスチックだと思っていますが実は牛骨です。牛の後脚のももの骨を使用しています。二胡職人さんは、削るところから、最後の仕上げの磨くところまで、全て手作業で作り上げています。