2008年05月01日
「弓毛の張り替えをしてほしい…。」 という質問がかなりありますが。
「弓毛の張り替えをしてほしいのですが…。」 というお客さまからの質問がかなりあります。
実は、二胡の場合は弓毛の張り替えはしません。消耗品なので、新品弓を購入していただくことになります。
使っていくうちに、弓毛は演奏す度に磨耗し、その上古い松脂が毛の中に蓄積され、汚れなどを引き寄せ徐々に黒くなっていきます。
この汚れの層となった古い松脂を綺麗にクリーニングする(=馬毛を洗う)という選択肢もあると思いますが、毛の磨耗(キューティクルの損傷)についてはカバーされない為、私共ではお勧めしておりません。
よって定期的に新品弓を交換して頂く事をお勧め致します。
この期間に感しては演奏の頻度により異なります。
一般的には演奏家の方でメインにお使いになる弓であれば3ヶ月、愛好家の方であれば6ヶ月、どんなにお弾きにならなくても1年に1回は弓を交換して頂くことで一定のコンディションを維持できると思いますが、これはお弾きになる方それぞれの感覚でご判断くださればよろしいかと思います。
馬毛も二胡本体と同じように、温度や湿度の影響を大きく受けます。まず温度に関しては夏場の車中への置きっ放し、冬場であれば暖房器具の近くでの保管、また一年を通して急激な温度の変化など、あらゆる危険にさらされております。
冬場に「なんだか急に毛が短くなって毛を緩めても緩みません!」という方が稀にいらっしゃいますが、お話をお伺いしますと、ご自宅での保管場所が暖房器具の近くであったり、湿度が低い時期にも関わらず加湿器を使うなどの対応をせずに長期にわたる乾燥により収縮してしまったケースがほとんどです。
また逆に、梅雨の時期には「毛が伸びてしまったようです」という相談も頂戴しますが、これは単に多湿が原因で馬毛が膨張し伸びてしまったという例がほとんどです。
馬毛は湿度により収縮と膨張を繰り返します、馬毛の種類により変化が大きいものと小さいものがありますが、どちらにしましても湿度45%~60%が理想的です。
私共の工房及び店内は年間を通して理想温度と理想湿度に維持しておりますので、馬毛の長さもほぼ一定を保ち、健康的な状態で管理しております。
弓の尾毛は、屋外だと一気に、乾燥・多湿の環境にさらされ、変化が始まります、
もちろん数時間程度では、大きな動きはありませんが、数日間続くと、目に見えて変化していきます。
二胡本体と同様、弓の為にも温湿度管理はしっかりとしてあげてください。
毛が切れたの場合は手でむしり取るようなことはしないように、ハサミで丁寧に切ってください。素手で直接毛に触らないようにしてください。
投稿者 soboku : 11:41
2007年01月22日
二胡奏者を加えて描いてもらいました

この宮殿楽俑図は、曽朴が中国で描いてもらったものです。昔、休宮廷に実際には二胡奏者は存在していませんでした。画家に、二胡奏者を入れてもらうよう特別に依頼しました。歴史とは異なりますが、二胡奏者である自分の心意気からです。
投稿者 soboku : 18:00
二胡の歴史
胡人の楽器「馬尾胡琴」から、現在の「二胡」へ
「二胡」は、中国語で“アルフー”と言います。日本では通称で“胡弓”と呼ばれたり、和楽器の胡弓と混同される事があるので注意しなければなりません。「二胡」は中国に伝わる擦弦楽器です。
中国の多くの文献によると、二胡は千年の歴史があると言われていますが、それは宋の時代の記録書『楽書』に渓琴という楽器が記されているためです。しかし、渓琴は二胡に似た楽器ではありますが、竹製であり、弓も竹で摩擦して音を出すので、二胡の原形としての位置づけに、私は反対です。
「二胡」はもともと中国の楽器ではないということが、二胡の「胡」の文字から見ると判ります。16世紀シルクロードを通して西域、中央アジアの各民族が中国中原地方に入り、中原の漢民族は異民族を総称して胡人と呼んでいました。この胡人の持っていた擦弦楽器を「胡琴」と呼んだのです。弓は馬の尾の毛を使っていたので、「馬尾胡琴」と呼ばれました。
現在でも「二胡」の事を「胡琴」と呼ぶ中国人がたくさんいます。この胡琴は人の声のような哀愁のある独特な音色で中原漢民族の人々に愛され中国の民間で途絶えることなく根づきました。おそらく日本の胡弓の原形は、その時代から日本に伝わったのではないだろうかと、私は考えています。
なぜ民間かというと、「胡琴」は中国宮殿音楽の楽器としては認められなかったためです。歴代のいろいろな帝王古墳の壁画や棺の周りには、楽器を演奏している姿の宮殿楽俑が彫られているのですが、その絵の中に二胡奏者の姿は存在しないのです。
しかしながら、明・清の時代になると「胡琴」は芝居、劇、曲芸、影絵、歌など、大衆芸能の伴奏として欠かせない楽器として活躍し始めました。需要が増すにつれ「馬尾胡琴」と呼ばれた「胡琴」は時代に合わせて進化しました。胴に貼る皮が、羊の皮から蛇の皮に変わり、牛の筋や羊の腸を使っていた弦もシルク弦に変化し、現在の形へと変わってきたのです。
投稿者 soboku : 17:56
2007年01月10日
新年会終わりました
新年会の演奏を見て、私はとても感動しました。上手、下手関係なく、沢山の人の前で演奏できるの決意だけでも、かなり勇気が必要ですね。皆さん緊張している事が分かりますが誰でも最初は緊張します。これからドンドン人の前で弾くと少しずつ慣れたらいいと思います。これから皆さん頑張ってほしいです。
投稿者 soboku : 18:09
2007年01月08日
二胡スクールのサイトをリニューアルしました!
もっと詳しく、わかりやすく、初めて二胡を習いたいなと思った方に、確かな情報を届けるために、内容たっぷりのサイトにいたしました。
どうぞ、どんどん、ご活用ください。
投稿者 soboku : 13:29
2006年11月02日
コメントとトラックバックの受付をやめました。
毎日膨大な数の、関係ないコメントやトラックバックがあり、削除するだけでも数時間かかりました。
二胡ステーションでのコメントは受けられませんが、お問い合わせなどがありましたら、中国二胡専門店名師堂へ直接ご連絡ください。
投稿者 soboku : 23:32
2006年06月18日
2006二胡フェスティバル無事に終了しました。
2006二胡フェスティバル~心の旅~無事に終了しました。参加者の皆様本当にお疲れ様でした。皆様の演奏もとても良かったです。参加者皆様の二胡暦そんなに長くないけど、特に初心者の方たちは半年ぐらいの二胡暦でこんなに素晴らしい演奏が出来て私もとても嬉しいです。もっと上手になりますように頑張ってください。たくさん観客様からの感激の言葉もいっぱいもらいましたが、二胡の先生の立場から見るともちろん問題がたくさんあります。これから私も皆さんと一緒に頑張ります。
投稿者 soboku : 18:22
2006年05月07日
ゴールデンウィーク終わりました
天気も良くて、良いゴールデンウィークでした。ご来店のお客様に感謝します。
今日は一日雨だそうです。生徒達は雨の中で二胡を持って、傘をさして稽古に来ると大変と思います。雨が早く止んだらいいと思います。皆さん本当に頑張っていますね。私はそんな方々の教える事が出来る事を嬉しく思っています。これからも皆さんと一緒に頑張ります。
投稿者 soboku : 11:54