2008年03月14日
千斤の位置もぴったり合わせます。
千斤の位置を、ぴったり合わすには、ご本人の左手のひじから、中指の付け根までの長さを知っておくと、さらにベターです。
名師堂の二胡を購入された時は、是非ご自分の左手のひじから中指の付け根までの長さを教えてください。私がちゃんと調整いたします。ご安心ください。
二胡の千斤の位置はとても重要です。直接音程と音色につながっています。私はいつも演奏する本人の左手の長さで決めています。
投稿者 soboku : 00:03
2007年05月17日
中国偽物商品にご注意!
昨日のニュースにびっくり、中国偽物商品にご注意!
中国で製造された偽造風邪薬に毒性物質「ディエチレン・グリコール」が入っており、パナマですでに100人以上の死者が出た事件を皆様もご存事でしょう。中国は私の祖国ですが偽物を平気で商品にしてしまうことが実際に平然と行われているのが現状です。電気製品、飲料水、薬、動物まで(馬をシマウマにしてしまったり)。
二胡に於いても余所事ではありません。 職人さんの名前を勝手に彫って安い皮を張った、話しにならない程バランスの悪い二胡が出回っています。また、異常に高い値を付けて売ったりしていることもあるようで、残念ながら、それらを手に入れて気付かずにいる方が結構おられるようです。
実際、東京店オープン依頼、何かおかしいな、と気付いた方が、相談におこしになります。調整依頼も多く、二胡を持ち込んで、実際に私に、弾いて音色を聞いてほしいと言う方が、切実な気持ちで、よくお越しになります。本当に困ったものです。皆様、二胡を買うときは、細心のご注意をはらうよう、お気をつけ下さい。曽朴
名師堂の安心保証宣言 二胡の専門店 中国二胡専門店名師堂 販売・卸販売
http://www.nikomeishido.com/02repair/200guarantee/index.html
投稿者 soboku : 02:13
2006年07月22日
名師堂の裏技

最近名師堂に他店で求められた高級二胡をご持参になり、美しい音色が出るように、調整を依頼される事が度々あります。
二胡の胴に刻まれた作家名も素材もそんなに悪くないのに、なぜ深いつやのある美しい音色が出せないのか?お客様からよく聞く質問です。日本で二胡を求める方は、家具を求めるように材質とデザインにこだわってしまい、残念ながら二胡の本質を見極めていらっしゃいません。
持ち込まれた高級二胡でお値段を聞くと、この二胡にそんなに支払われたのかと私も吃驚します。気の毒で本当の二胡の価値をお告げすることすら出来ない私です。やはり二胡を輸入仕入れる人こそがプロでなければ、木材の価値だけで高値がついて、二胡の音色も良くない、材質のみが一人歩きしてしまっているのが実態です。
良い二胡の音色とは、こだわりの材質、蛇皮の厚み、制作時の蛇皮の扱い、皮の張り具合、職人の腕など全ての条件がそろう必要があります。つまり注文主がこの条件を完壁に職人さんに伝える裏技が必要なのです。
私が中国最高職人の二胡制作工房を訪ねると、彼らはまず二胡を数本持って来て「弾いてみてください。如何ですか?」と訪ねます。実は職人さんは、私の演奏家としての腕を見ているのです。私が出された二胡をそれぞれに弾いた後いろいろな意見を述べると、試験合格といった感じで、お互いの信頼関係が生まれ、職人さんも真剣に対応してくれます。もし二胡が弾けない、二胡の知識の無い人が行っても、最高職人には相手にもされません。
単に材質と価格のみで買い付けすると、足元を見られバカにされます。紫檀二胡であっても、蛇皮のレベルを落としたり、制作にも気を配って作ってくれません。つまり「この私の最高の二胡を作ってあげても、その良さが、お前に分かるか?」という感じですね。
皮の厚み、皮の扱いは二胡制作の最も大切なところなので皮の厚みと品質によって価値は全く異なります、厚みは鱗のサイズではなく、見た目には判断できません。唯一音のみで分かるのです。二胡のベテランでなければ二胡を扱う仕事は難しいでしょう。名師堂の二胡は、値段交渉に無理は言っておりません。安くても制作に手を抜いた二胡は不必要だからです。職人さんは自分の認めた注文主に対しては従順といっていいほど良い仕事をしてくれます。これは職人気質とでも言うのでしょうか。信頼関係が何より重要です。
しかし、いくら最高職人のいい二胡でも調整はしてありません。工房から届いた二胡全て私自身がパーツを工夫し、個々に合うように変えて調整しています。
名師堂は最高職人の二胡のみを扱う専門店なので、職人さんたちも、それぞれ腕を競い、日本で自分の名前が名師二胡に刻まれることに誇りを持っておられます。「中国に恥じない二胡を作らなければ」と話してくれました。
彼らの心意気にに答えるためにも、一人でも多くの日本の二胡愛好家達に、職人さんの情熱のこもった二胡を手にして欲しいと思っております。
プロが調整し、販売しているのは、名師堂だけです。一本一本心をこめて、バージョンアップして、皆様にお届けします。
→名師堂が取り扱っている名師二胡の一覧ページへ
投稿者 soboku : 15:45
2006年04月19日
中国は本場なのに、なぜ、良い二胡を買えないのでしょうか?
二胡の本場はもちろん中国ですが、中国で二胡を求めて来た人たちからのクレームをよく聞きます。
デパートや楽器店で求められるのですが、それらの二胡はほとんど大量生産のお土産用に作られた二胡です。
職人が作る手作り二胡は工房で作られており、簡単には手に入りません。ほとんどオーダーで作られています。
どうしても入手したい場合は、プロ演奏家や二胡の先生に頼んで購入するのがベストです。
しかし、その場合CITESの書類の取得が必要であり、申請手続きなど難しく、すべてクリアーしなければならないので、相当なエネルギーが必要です。
投稿者 soboku : 15:20
2006年03月22日
音色に大切な部分二胡の花窓
二胡の胴の裏の花窓は、ほとんどの方は装飾と思っておられるようですが、実は二胡に必要不可欠なものです。
胴から音が、ストレートに出る事が無いように制御する役割があります。蘇州二胡と上海二胡にはこの花窓が必ずあります。
音が窓に当たることにより、音量が60~70%に絞られ、余韻の残る、哀愁のある、美しい音色になるのです。
花窓がなければ、二胡の音色とは言えないほど重要なパーツなのです。勝手に外さないようにしてください。
ひびが入ったり、壊れたら、修理に出してください。

八角の北京二胡にはこのような花窓はありません。そのため音がストレートに出ます。
日本の方がよく好まれる、深く、まろやかな、哀愁を帯びた音色とは、違います。
職人さんが、花びらの一枚一枚まで、手彫りで丁寧に作っています。
投稿者 soboku : 23:33
2006年03月21日
紫檀二胡とは?
紫檀(マメ科の常緑高木)中国の職人さんは、小葉紫檀とも呼んでいます。
インド南部でビルマ国境地帯、スリランカのごく限られた地域で栽培されています。
材質は緻密で堅く、重く、湿度に強く、反りにくく、気候の影響を受けにくい木質です。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
成育はとても遅く、成育した木でも直径20cmの太さ程度で、植樹から切り出されるまで、
およそ800年の歳月がかかります。大変希少なため、ワシントン条約の制限があり、輸出入時にサイテスが必要です。
成育した木には、節が多いため、整材すると、使える部分は更に細くなってしまいます。
中国では古来から王家専用の家具材料として、珍重されていたので「帝王之木」と呼ばれていました。
現在でも、原産地から工房に届くのに数年もかかり、しかも入手後、すぐ使うことが出来ません。
熟練した職人さんは、二胡のサイズに合わせて削り、更に2年間以上自然に乾燥させてから製作します。
材質の緻密度が高く堅いため、製作工程は困難を来たします。製作暦50年以上の職人さんが手間隙かけて削り、磨き上げます。
工房で出来上がったばかりの時は赤みを帯びた色合いですが、年月が経つにつれ、だんだんと黒光りしてきます。
![]() |
![]() |
二胡としては、木材の密度が高いので、紫檀特有の音色が出せます。また振動性が良いため、明るい音で響き方が良いのが特長です。
私が職人さんに強く依頼している「こだわりの条件」があります。
それは、高くついても、二胡の棹、胴、糸巻き、敷き台、本体全てを、同じ一本の紫檀木から作ってほしいという事です。
厳しすぎるかもしれませんがこれは、木の密度が同じだと、音の振動がなめらかに伝わり、響きが良いからなのです。
同じ種類の材料のいわゆる寄せ集めで作ると、木の密度が一致してないので、音の伝導が滞ることがあります。

価格は、中国においても入手困難な材料であり、最高職人さんに作らせた二胡は、年々価格が上がってきています。
しかし、日本で、これほど良い二胡を販売出来るのは名師堂しかありません。真剣に二胡と長く付き合っていこうという方には、
心からお勧めできる逸品です。また、二胡暦の浅い方でも、この二胡を弾くと音色の美しさと心地良さに、一段と腕が上がったような気分になります。
二胡名師堂へ
投稿者 soboku : 17:58
2006年03月20日
血紫檀二胡とは?
血紫檀(血檀)中国の職人さんは大葉紫檀と呼んでいます。原産地は主にアフリカなのでアフリカ紫檀とも言います。
木芯が血液のような赤色をしており、それが月日を経て、次第に黒っぽくなっていきます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
木質は、緻密で堅く、湿度に強く、反りにくく、気候の影響を受けにくいのが特長です。
木の密度が均一で、木目の美しいものが最高です。成育した木でも直径30cmの太さ程にしかなりません
高級貴重な木材として使われています。産地から入手後、二胡のサイズに合わせて削り、その後は乾燥させるため、
紫檀以上に自然の状態のまま、置いておく必要があり、すぐ製作できるわけではありません。
紫檀同様制作暦50年以上の熟練職人さんが手間隙かけて削り、磨き上げます。
![]() |
![]() |
血紫檀は密度が均一なので、音色が柔らかく、深く、美しく、音の響き方が良いのが特長です。
演奏時に、棹に手を滑らせるとわかりますが、大変滑らかで、感触は秀逸です。
血紫檀は密度が高く均一なので、音の振動が的確に伝わり、紫檀二胡同様、柔らかく深みのある、哀愁のある音色で、
二胡奏者に愛されています。ただ、日本で紫檀と明記されて売られている二胡は、血紫檀がほとんどです。
名師堂の血紫檀二胡は木の密度を厳密に一致させるため、私は職人さんに強く依頼して、一本の木から、二胡本体を製作していただいています。
紫檀二胡と同様に、二台目に購入したい方、真剣に長く二胡と付き合っていきたい方には文句無く、お勧めしたい二胡です。
二胡名師堂へ
投稿者 soboku : 20:59
2006年03月17日
老紅木二胡とは?
老紅木の「老」は、中国語で「古い」を意味します。したがって古い紅木を老紅木と呼びます。時代を経ることで、木材は自然に充分に枯れるため、変形する事もなく、安定度の高い木材です。古いほど二胡制作に適しています。
木質が緻密で充分に枯れているため、二胡全体に音の振動が伝わり、響きが良く、音色が深く美しく哀愁を兼ねそなえるの特長です。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
日本国内で「老紅木二胡」と表示されて、販売しているサイトやお店は多いのですが、本当に老紅木で作られた二胡は少ないのが実情です。
特に何百年を経たと表示されている二胡は、かなり怪しいので注意が必要です。名師堂扱いの老紅木二胡は、何百年物とはいいません。
ただ、全て古い壊れた家具や、解体した建物から製作されたものです。

名師堂では、「老紅木」は材質としての「老紅木」であって、高く売るために骨董品のような表示はしていません。
中国でプロ演奏家たちが好んで老紅木二胡を使っている理由は、価格以上に素晴らしい音色を奏でる事が出来るからです。
製作者は、解体した建物や古い家具などを中国の物価より安い東南アジアから輸入し、沢山の古い木材から二胡に適したものを探し出さねばなりません。
入手された木材の状態は、ほこりをかぶった木材であり、美しさは、みじんもないものから二胡を作り始めるのです。
職人さんはそれぞれの家具や建物の木材から、材質や木目を厳選し、削り、組み合わせ、制作します。大変手間のかかる作業工程になります。
![]() | ![]() |
私が職人さんに強く依頼している事は、二胡の胴の六枚板の木目をそろえ合わせ、一枚ずつの重さは同じにしてほしいということと、美しく深くの音色を出すために、紫檀二胡と同様に優れた皮を使用し、中国の演奏家向けのプロ仕様に仕上げてもらっている事です。
老紅木二胡の見分け方は、たいへん難しいものです。音色で判断することも大事です。
購入の時は、是非、二胡の知識を持つ、信頼できるの名師堂で購入お願いします。
投稿者 soboku : 14:39
2005年11月23日
二胡の材質「紅木」
紅木とは?
紅木はマメ科の小高木。インド南部産。心材は、鮮紅色ののち暗紫紅色。木質は緻密で堅く高級木材。木質が緻密なので反りにくく、水に強く、湿気にも強い。音の振動の伝導が遅いため、美しい音が出ます。この木材は一般的に練習用二胡に使われることが多く、ほとんど塗装せずワックスで仕上げます。




投稿者 soboku : 15:56
2005年10月08日
新品二胡に調整が必要なわけ。千斤のつけかえ
なぜ新品二胡は調整しなければならないのでしょう?
二胡が製作工房、工場から出荷される状態についての実際の話をしましょう。
中国の二胡製作の現場は、高い二胡も安い二胡も実は、最低限の部品をセットしているのです。つまり、弦も、駒も、控制綿、千斤など全て安い材料のものを使っているのです。一流職人さんの製作二胡も驚くことに、同様なのです。
調整される前の二胡は、持ち味が70%の音色しか出せません。あとの30%は、奏者本人による調整如何ということになるのです。私の教室に持ち込まれた問題二胡は、全てが悪いおみやげ二胡ではありません。ただ調整されていないというだけの理由でノイズが多く、音程が不安定で、響きがなく、二胡本来の音色が出ていませんでした。このような二胡は調整すると、そこそこ納得いく音色だったり、持ち主が感動される程良い音になったり、変わるのです。
中国でも楽器屋さん販売している二胡は調整済ではありません。奏者が、自分の好む音色に、調整していくのが、当たり前のことなのです。
例えば、生徒の新品二胡は、先生が調整してくださるのが普通です。二胡暦を積めば、自分で試しながら、そこそこ調整できるようになり、それが成功する時もあり、失敗して先生にみてもらうこともあります。
調整は次のような事が必要です。
千斤のつけかえ、弦をはずし、良い弦に張り換える。
ヘビ皮と相性の良い駒を選び、控制綿のスポンジが乾燥しやすいので、自分でビロードから作る。
以上の工夫がうまく出来ると、100%の二胡の音色が出るのです。
1.まず二胡の弦をはずして、千斤を変えましょう。
一般的に新品二胡は糸千斤がセットされています。


糸千斤は弦を棹に引き寄せる力が充分ではありませんので、永年使用すると切れることが多々あります。
音程が不安定で弦を左手で押さえる時、知らないうちに、位置がずれてしまうことがあります。
擦弦する時、千斤をしっかり固定してないので、音のノイズが多く、音の響きにも悪い影響があります。
2.金属の北京式千斤も換えたほうが良いと思います。

材質から見ると、金属千斤は、弦を棹に引き寄せる力が充分あります。永年使用も大丈夫だと思いますが、ただ、弦も金属なので、千斤の金属部分と接すると、どんな音が出るか、皆さんも分かりますね。
音色は金属的な音色で、ノイズが出ます。いわゆる二胡の深い音色になりません。
私のお勧めの固定千斤を使ってみましょう。
名師堂オリジナル固定千斤は、プラスチック製又は、水牛の角で出来たものです。
名師堂千斤
名師堂水牛千斤
プラスチックと水牛の角材質は硬質で、弦を棹に引き寄せる力が充分あり、永年使っても切れる事がなく変形せず、テグスで留めているので棹に傷をつける事もありません。
テグスで結びつけるのは少し難しいのですが、いったん装着すると、棹と千斤はしっかりと固定され、演奏中にずれて、音程が不安定になることがありません。
美しい音色を出すために、金属の弦と硬質千斤が直接触れないようにゴムを噛ませます。ノイズもなく澄んだ音がよく響きます。ゴムは年に一度新しいものに入れ換えが必要です。
左手の肘を二胡の胴の上に置き、棹に手を沿わせ指を真っ直ぐに伸ばし、中指の付け根から小指の付け根の範囲が千斤をつける位置になります。
投稿者 soboku : 18:01
2005年09月29日
現在売られている二胡について、ご注意!
大量生産のおみやげ二胡から、ビニールの偽皮、本皮でもニシキヘビではないもの、そして、うその作家名が彫られているもの、中国の有名な奏者のサイン入りなど、危険な二胡が沢山出回っている現状があります。価額での判断も難しく怪しい二胡が一杯です。これから、二胡を購入する方、自分の二胡の音に疑問のある方、二胡ステーションで解決しましょう。
二胡の種類をご存知ですか?
中国二胡は、大きく分けて、三種類あります。
蘇州二胡 (そしゅうにこ)




スタイルは:胴は六角形で裏側に透かし彫の花窓があり、胴敷は底を包むように固定されています。
二胡製作の原点は蘇州です。16世紀蘇州の手工芸品の発展のため、民族楽器の製作も盛んでした。二胡は蘇州の名物として、全土に知られています。
伝統的な哀愁を帯びた深い音色が特徴で、中国のプロの演奏家たちに愛用され、戦前から日本人に好まれた音色の二胡です。私自身も愛用していて、お勧めします。
北京二胡(ぺきんにこ)




スタイルは:基本的に胴の正面は八角形、裏側は円形。窓は周囲に沿って透かし彫りの縁取りで中央は空いています。胴の中に竹の円筒が入れてあるものもあり、高音部を際立たせる為のスピーカーの役割を担っています。胴敷は底の部分に板状につけられています。
今から100年前、蘇州の職人さんが北京に呼ばれ、二胡の製作が始まりました。文化大革命の時代、露天演奏が多かったので、六角形二胡の音量では小さすぎて、革命の時代の合わないため、1975年に八角形に改造され、胴のスピーカーから音量が大きく、音の反応が敏感なバイオリンの音色に近づくように、製作されました。
現在の日本でもたくさん流通しています。日本人の好みとは違った音色で、日本の多湿な気候にもあっていません。求めたお客さんたちは、胴からのストレートな音量をコントロールが出来ず、ショックを受けた人が多いようで、よく相談を受けます。理想的な音づくりができません。1992年から、台湾・シンガポールでは、北京八角形二胡を輸入していましたが3年後の1995年には売れなくなった為、楽器市場から消えました。私自身も、扱う気にはなりませんでした。
上海二胡(しゃんはいにこ)



スタイルは:六角形で裏窓に透かし彫りの花窓があり、蘇州二胡に比べて細かく彫られています。琴首のカーブは緩やかで棹と糸巻きは細めで胴敷は底を包むように固定されています。
中国最大の民族楽器工場で大量に機械で生産するため、音色に個性がありません。ほとんどが、おみやげ二胡です。しかし上海二胡の製作第一人者王根興先生の二胡は、とても素晴らしいものです。18年前、私が、音大卒業の時は、王先生が作られた二胡で卒業コンサートにいどみました。
現在は御高齢のため仕事を辞め、ご自宅で月に数本、プロの演奏家の特別オーダーしか受けておられません。しかし、日本で沢山売られているのはなぜ?? 偽物です。王根興先生から中国で偽物が多く売られている事を聞きました、ご本人も立腹しておられます。
王根興さんと私(右)
皆さん!二胡の良し悪し、本物か偽物かなどは、ちょっと見た程度では判断できません。特に初心者の場合はとても難しいです。購入時は、よく調べてください。信用と安心の店で、ご自分の好む音色の二胡を選びましょう。(曽朴)
投稿者 soboku : 21:34






















